• 駅前隊

蕎麦佳肴 五常 ~ 静謐のなかでゆっくり味わいたい和食処

送別会。場所は駅南、けやき通りを女池方面。とは言ってもほんのすぐそこ。通りをちょっと脇へ。引っ込んだところにある。ほほう、良さげじゃん。うちは雰囲気重視という感じが入口から察せられる。駅南は私はあまり知らない。どんな店なんだと聴いたら、私も今日が初めてなんですよ、冊子を見て決めましたと返される。あらら。自分が行ったことがなかったら、まず下調べ。俺が幹事ならそうしてたよ。普通なんだがな。彼女とデートする店ならそうするんじゃないか。情報は大切だが、依存してはいけない。現場実調。仕事につながるんだよ。自分で見極める努力をしなさい、と若いもんに言いかけたがやめた。面倒くさがられるのわかっている。

部屋は和食らしく落ち着いた感じ。高級感ある。よかったのは隣の声が聴こえなかったこと。騒いでもいい店は店で楽しめるが、送別会というは礼式の場、猥雑さは似合わない。あってはならない。お品書き。しっかりしたものが出そうだ。まずはビールだったが、こちらはアサヒの熟撰を扱っていた。ここいらもいいね。

先付。鱒の低温燻製とやら。俗にレア状態。こういうの初めて食べた。美味しい。器がまた映える。

前菜。これまた渋い皿に山海の食の花が咲いて。添えられた梅の小枝が構図、絵を一層良くしている。

お造り。刺身の盛付の妙は和食の見せ場ですね。馬面のなめろうが私的には美味だった。

焼き物。カモのロースト。大きな皿が、いい。しいたけがいいアクセントになって味わいが重層。

強肴。ハマグリの茶わん蒸し。割烹の蒸し物らしい、上質な出汁の味が感じられる。芳醇。

揚げ物。天ぷら三品盛り。更に構図よく納まっている。美味しさは見せる、魅せる、そこから……

食事。十割蕎麦。透明感のある蕎麦だ。香はそうしなかった。奥ゆかしい、上品さをまとった蕎麦は食するに優しく、料理のしめくくりにふさわしいものがあった。

甘味。蕎麦茶のアイス。三つ葉の青磁の器、可愛らしい。甘すぎず、それこそ本当に上品な味わい。

よかった。全ての料理が水準高い。料理五千円+呑み放題二千五百円+消費税=8,100円。それなりの値段だが、価値はあります。カウンター席も落ち着けそうな雰囲気だし、今度は独りで行ってみます。

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